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2014年6月17日 (火)

『チョウクライロ舞』探訪記~その②~

チョウクライロ舞。

(ちょう)(く)(ら)(いろ)。

長く久しく生きる容(すがた)の意。

延命長寿を願う秋田県で唯一の延年舞。

天安元(857)年、慈覚大師が鳥海山に住む「手長足長」という悪鬼を退治した際、53段の石段と土舞台を築き、大師が神に感謝の舞を奉納したのが起源らしい。

すると、さきほど通った古い石段と土舞台がその名残なのでしょうか

怪物「手長足長」も気になる・・・・

さて、11時過ぎに伝承館に到着したところ、ちょうど舞が始まるところでした。

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現在は、小滝舞楽保存会によって伝承されていますが、明治以前は修験者によって舞われていたといいます。

最初に、舞台を清める獅子舞二段の舞」です。

大人2人で獅子舞を演じます。

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特のお囃子にノッて、獅子がヌラリ、ヌラリ、ヌラヌラーリと舞います・・・

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ほどなく、十二段の舞が終わると、次はいよいよチョウクライロ舞です

この舞は、7つの式舞から構成されているらしく、五国豊穣を願う九舎の舞(くしゃのまい)から始まります。

大人2人が、それぞれ陸王・納曽利の面をつけて狩衣姿で舞います。

並んで静止する姿だけでも、圧倒されるものがあります・・・

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左下の方が、木のヘラ状のものを叩きリズムをつくっていきます。

そのリズムに「ソイサッサー、ソイサッサー、ソイサ、ソイサ、ソイサッサー(そう聞こえました)・・・」と拍子が加わっていきます。

笛や太鼓は一切なし。
独特

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足をピョコ何だか可愛らしい動作です。

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田植え?種まき?をあらわしているのでしょうか・・・・

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九舎の舞が終わると、次は世の中の平和を願う荒金之舞(あらがねのまい)です。

大人1人が、狩衣姿で陵王の面をつけ、薙刀(ナギナタ)を持って舞います。

舞う前に、舞台の四方に張られたしめ縄を薙刀でバサっと切っていきます。

これは、東方のしめ縄を切って陽光を招き入れ、四方を清明にする意味があるらしい。

ちなみに、薙刀の切れ味は抜群でした・・・

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これは笛も太鼓も加わります・・・

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ジャンプもします・・・

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私含め、見物客は静かに淡々と続いていく舞に見入っていました。

1200年連綿と継がれてきた舞が、今、眼の前に。

感慨深いというか、何というか・・・・・・

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この日は、やむなく荒金之舞の途中で帰りましたが、

今年は、チョウクライロ舞をはじめ鳥海山麓に継がれてきた民俗芸能に触れるチャンスがもう一回あります。

10月11日(土)の国民文化祭イベント『鳥海山伝承芸能の祭典』
http://www.kokubunsai-nikaho.com/?page_id=2

興味が沸いてきた方はぜひお出かけください。

1200年という膨大な時間を目の当たりにすることになります。

by(sou)

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